25才くらいの時に無職になって、まだインターネットで求人を見付ける概念が
あまり無かった私はハロワに行った。
ハロワにある検索PCで求人情報を印刷して、相談員と話して面接日を決めてもらう、
といった流れでしょうか。
相談員と面談するのに順番を待たなくてはならないのだけど、
これが混んでいれば1時間なんて普通。
無職なのでお金はない食べ物もない行く所もないで、座っていられるハロワ内で
ずっと待ってました。
少し関係ない話だけど、この待ち時間をけいおん！のアルバムで凌いでた。
当時アニメけいおんを観てとてもとても好きになってアルバム買ったんですよ。
とてもいい…。だけども今聴いても無職のつらい時期と
ハロワの長いつらい待ち時間しか思い出せない音楽になってしまった。
私は20代だったこともあり相談員にあれそれ言われた記憶は無いけど
やっぱりこの面談のとき色々言われるんだろうなあと想像する。
この相談員方も3年雇用だそうで？、雇用止めがある人が職に不安がある人の面談する…
なんとも奇妙な構図。
求人情報にも「常連」がありましたね笑。
いつも同じ会社が求人出してた。あれは…どうなんだろう。
その他就職セミナーみたいなのにも通ったことがあるけど、ううーん。
あそこの講師している人達の知識が古いというか…
面接の現場を本当に知ってるか疑わしい…という印象。
あとのその時の生活は、朝起きて掃除やらして昼頃にハロワ出発、
帰りに図書館行ったり夕方前に帰宅して運動して履歴書書いて
ご飯食べて寝て起きてまたハロワへ出発。
日曜は図書館行ったりその日だけはオフ…という感じ。
で紹介された会社に就職出来たけどスーパーブラックだった。
仕事内容は省略。とにかくブラック。
事務職をやってみたくて希望したけど、高学歴と正社員じゃないと薄給で生活が出来ない。
デスクワークやるなら都心で高学歴or専門職じゃないと無理ですね。
あとアルバイトが正社員にはまずなれない。それかハードルめちゃ高。
で、現場仕事をダブルワークする事に決めてやってたんだけど、
シフト変更あったりで週1はあるようにしていた休日が無くなって
半月くらい連勤したり仕事終わった後に次の仕事に向かったりと、
あんなに働いていたのに給料少ない！！
これなら1本に絞ったほうが良いな…と考えて今度はハロワではなく自分で探しました。
この頃になると就職サイトや面接の極意みたいなサイトが充実してきて
もうハロワ行く必要もないなあと思ったからです。
知ってる駅のあの会社とかその辺の会社のHPで求人募集かかってるかとか探したなあ。
でこの2つを辞めて新たに別の仕事を決めたんだけど
そこが私の仕事歴ナンバー1のウルトラスーパーブラックだったのは
当時知る由も無かったのだった。
